自己破産で残る債務
自己破産をして免責決定を受けた場合、残っていた借金は払う必要がなくなりますが、自己破産しても残るものがあります。
それは、まず税金です。所得税や住民税などの滞納がある場合、破産免責を受けても支払う必要があります。
また、年金や健康保険などの社会保険料も、破産免責を受けても支払う必要があります。
もっとも、税金や社会保険料などは、減額はしてもらえませんが、役所に相談すれば、分割納付にしてくれたり、社会保険料の場合は減免申請ができる場合もあります。
したがって、税金や社会保険料の滞納がある場合は、役所の担当課に相談してみるのがよいかと思います。
なお、放置すると、一般の借金より預金口座などの差押がしやすくなっていますので、ご注意ください。